大阪市住之江区で不用品回収、粗大ごみの処分を行っているイーブイです。
孤独死とは主に一人暮らしの人が誰にも看取られること無く、当人の住居内などで死亡することです。
日本少額短期保険協会の孤独死対策委員会のレポートによると、2016年の発生数は60〜69歳の男性が最も多くなっています。
高齢者を指す年齢の認識が変わりつつあり、先ごろ内閣府が70歳以上とするよう提言を行ったことを考えますと、まだ老人とも呼べない人たちが多く孤独死していると考えることが出来るでしょう。
40〜49歳、50〜59歳の孤独死も高い値を示しており、これを合計すると60〜69歳に匹敵する数となります。
働き盛りの中年男性の孤独死が高い理由としては、離婚したり結婚しない人が増え、リストラなどで職を失ったり健康を害して働けなくなることにより孤立してしまいがちなためです。
女性に比べて男性は人間関係が職場に大きく依存しているため、そこから切り離されることで一気に人間関係が希薄になってしまうのです。
貧困も大きな問題になっており、病気になっても適切に病院にかかれない場合も増えています。
もはや高齢者だけの問題だけではなく、中年から若者にまでも危険が高まっている現状なのです。