枚方市で不用品回収、粗大ごみの処分を行っているイーブイです。
前回に引き続き、今回もゴミ屋敷が発生させる問題についていくつか触れようと思います。
住民の社会的孤立近年、高齢化や核家族化などによって、高齢者の一人世帯は増加しています。
それに伴って、誰にも看取られずに一人亡くなる孤独死(孤立死)も増加しています。
そんな孤独死ですが、実はゴミがあふれた住まいの中で亡くなっているケースが多いのです。
前回と前々回で触れたゴミ屋敷が発生させる問題というのは、地域コミュニティと溝を作ってしまうようなものばかりでした。つまり、住民の社会的孤立を引き起こすのです。
孤独死の多くがセルフネグレクトによるものだとされています。
セルフネグレクトは自己放任と呼ばれ、通常の生活を行うための意欲や能力を喪失しており、それが自己の健康や安全を損なうことです。
ゴミ屋敷の住人の多くはこのセルフネグレクトに陥っていると言われています。
それを解決するには、人とのコミュニケーションが必須なのですが、ゴミ屋敷による社会的孤立がその問題解決を阻むという負のサイクルが完成してしまっているのです。
3回にわたってゴミ屋敷が発生させる問題について触れてきました。
ゴミ屋敷の問題は放置しても解決しませんし、より問題を深刻化させてしまいます。
そのため何かしらの働きかけが必要です。
ゴミ屋敷に関してお悩みがある方はぜひ弊社にご相談ください。