ゴミ屋敷の一番の被害者は子供!?劣悪環境から救うためにできること

ゴミ屋敷の一番の被害者は子供!?劣悪環境から救うためにできること


悪臭や公道へのゴミの侵入などで近隣住民に迷惑をかけているゴミ屋敷。しかし、一番の被害者はゴミ屋敷に住む子供だと言われています。

ゴミに囲まれて生活しているので、衛生環境は最悪です。健康的な被害だけでなく精神面や社会的な面にも悪影響を及ぼしてしまいますよ。

そんな劣悪環境のゴミ屋敷から子どもを救うためには、なにができるのでしょうか。まずは、ゴミ屋敷にしてしまう親の状況、子供への影響を理解していきましょう。

その上で、私たちがゴミ屋敷に住む子供のためにできることについて紹介していきます。
一人でも多くの子供が、より良い環境で生活できるよう学んでいきましょう。

ゴミ屋敷での生活が子供の健康状態に与えるリスクとは?

ゴミに溢れたゴミ屋敷で生活することで、子供の健康状態に多大なリスクを与えてしまいます。
ゴミ屋敷で子供が陥りやすい健康被害を見ていきましょう。

カビやほこりによる肺炎のリスク

ゴミ屋敷では、カビやほこりを吸い込むことで肺炎になるリスクがあります。

ゴミ屋敷の中に放置された生ごみや食品には、たくさんのカビが生えています。このカビを吸い込むことで、咳や発熱を引き起こしてしまいます。

さらに、カビが肺にまで浸食してしまうと、肺に炎症が起き、肺炎となります。肺炎になれば、酸素と二酸化炭素の入れ替えがスムーズに行えなくなります。すると、息苦しさや呼吸困難が起こってしまうのです。

また、ゴミ屋敷中に溜まっている大量のほこりで夏型過敏性肺炎を引き起こす事もあります。夏型過敏性肺炎は、悪化すると肺が萎縮し呼吸困難に陥ります。最悪の場合、命を落としてしまう事もありますので注意が必要ですよ。

害虫に刺され肌荒れを起こすリスク

他にも、ゴミ屋敷に住む害虫に刺され、肌荒れを起こすリスクもあります。

ゴミ屋敷に住む子供は、ハエやダニなどの害虫による虫刺されがひどい傾向があります。皮膚には複数の刺され跡があり、真っ赤に炎症を起こすこともあります。大人になっても跡が残る程、ひどい肌荒れになる可能性もありますよ。

また、ハエやゴキブリ、蚊などの害虫は下水道や排水溝など汚い場所を好みます。汚い場所を通ってきた害虫は病原菌やウイルスを部屋中にまき散らしています。これらの害虫に刺されることで、感染症にかかってしまう可能性もありますよ。

害虫が常時発生するような環境は、今すぐにでも変えていかなければいけませんね。

栄養失調に陥ってしまうリスク

ゴミ屋敷で暮らす子供は、栄養失調状態の事が多くあります。

家の中がゴミで溢れかえるような生活をしている家庭では、子供の世話も十分になされていない事が多いです。そんな環境下の子供は、食事もまともに与えてもらえない生活を送っています。

栄養失調に陥ると、衰弱し、遊ぶ元気もなくなってしまうのです。さらにひどい場合には、失明するほどの視力の低下に繋がる可能性もあります。

成長期の子供に必要不可欠な食事がしっかり与えられているか、注意して観察してあげる必要がありそうですね。

社会的にも問題を抱えてしまう?!ゴミ屋敷で育つ子供の特徴


ゴミ屋敷は、子供の健康面だけでなく社会的な面にも悪影響があります。ゴミ屋敷で育った子供が直面する社会的な問題はどのようなものがあるのでしょうか。

いじめの対象にされてしまう

ゴミ屋敷で生活している子供は、いじめられてしまう傾向があります。

いじめられる原因として、服や身体に染みついたゴミの臭いが考えられます。また、家がゴミ屋敷であることが友達に見られたり、保護者の間で噂されることで、いじめの対象となってしまう場合もあります。

子供時代は、人間関係を学んでいくとても大事な時期です。そんな子供時代にいじめを経験してしまうと、トラウマにもなってしまうでしょう。トラウマの影響で、大人になった後も他者との関係を構築していくことが困難になってしまう事もありますよ。

一般常識が身につかずに育つ

ゴミ屋敷になってしまう家庭では、子供へ十分な会話や教育がなされていないこともあります。

一般的に子供は、学校や家庭で暮らしの知識や社会について学んでいきます。特に親子の会話が多い家庭では、一般常識についてよく知っている子が多い傾向があります。

しかし、ゴミ屋敷の家庭では、親が子供と向き合う余裕がない場合があります。そのため、基本的な知識や常識を身に着けないまま大人になってしまう子供も出てきてしまうのです。

特に、ゴミ屋敷で生活していると掃除の仕方や整理整頓の力は一向に身に付きません。ゴミに囲まれた生活が当たり前となっているので、大人になってもゴミの捨て方が分からないという方も一定数います。

コミュニケーション能力が著しく低い

ゴミ屋敷に住む子供は、コミュニケーション能力の低さが顕著です。

上記でも述べたように、ゴミ屋敷に暮らしている家庭では、親子間の会話が少ない傾向があります。

その上、学校でもいじめられている子供の場合、人と会話をする機会が極端に少なくなってしまいます。

コミュニケーション能力は、人とコミュニケーションを取る事で磨かれていきます。そのため、会話をする機会に恵まれなかった子供は、コミュニケーション能力を育めないまま大人になってしまいますよ。

これって児童虐待?!ゴミ屋敷から子供を守るためにできること

子供をゴミ屋敷で生活させることは、児童虐待にあたるのでしょうか。劣悪な生活環境から子供を救うために私たちは何ができるのか、学んでおきましょう。

ゴミ屋敷で暮らすことは児童虐待にあたる

意外なことに、ゴミ屋敷で子供を生活させるだけで児童虐待に当たる事があります。

子供が生活する環境を整えずに放置している状態は、一種の育児放棄と捉えられる可能性があるからです。

子供の身の回りの世話をすることは、保護者の義務です。食事や洗濯、部屋の掃除など必要最低限の生活を維持していないと、それは虐待と捉えられてしまうのです。

身に着けている衣服が清潔でない子供はいませんか?栄養失調状態で元気がない子供はいませんか?そんな子供は、家庭で児童虐待を受けている可能性があります。保護者の代わりに周りの大人たちが気にかけてあげるようにしましょう。

ゴミ屋敷に暮らす親の状況

ゴミ屋敷の住人の中でも、特に子どもがいる家庭では、親が精神疾患を患っているケースが多いです。

精神疾患は、うつ病や発達障害などを指します。特に親がうつ病を患ってしまっている場合、何に対してもやる気が全く起こらなくなります。もちろん掃除もできなくなるので、家がゴミ屋敷化してしまうのです。

場合によっては、子供の世話も満足にできない場合もあります。親の精神状態をよく観察した上で、必要な場合は子供へ手を差し伸べて上げましょう。

迷わず児童相談所や学校へ相談を

子供の住む家庭がゴミ屋敷だと発覚した場合は、迷わずに児童相談所や学校へ相談をしましょう。

児童相談所に相談することで、当事者は生活保護を受ける事ができます。また、親が障害者認定された場合は、公費負担でヘルパーに掃除をしてもらうこともできます。

収入にプラスしてお金が入ったり、代わりに掃除してくれる人がいるだけで親は余裕のある生活を取り戻す事ができるかもしれません。

子供の生活環境を整えて上げるためにも、周りがいち早く気づき、相談することが重要ですよ。子供の学校の先生などにも相談しながら、少しずつゴミ屋敷の環境を改善していけるといいですね。

まとめ

ゴミ屋敷に住む子供は、健康面や社会的な面であらゆる悪影響を被っています。

親からも十分な世話を受ける事なく、誰とも会話をせずに生活している子供もいるかもしれません。

ゴミ屋敷のような、劣悪な環境に住まわせる事は児童虐待に当たりますよ。近所の子供や知り合いの子供の家がゴミ屋敷だと発覚した場合には、すぐに児童相談所等へ相談をしましょう。

ゴミ屋敷に住む親は、正常な判断ができない状態に陥っている可能性がありますので、周りの人が子供へ手を差し伸べて上げられるといいですね。

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