同居人と決別!残されたモノ屋敷で1人10年間悩み過ごした日々【前編】1/2
二見(信):
結構このものが多くなってきたり散らかり、
だしたのってだいたいいつ頃からですか?
依頼主:
10年ぐらい前ですかね。
二見(信):
10年ぐらいからだいたいこれこんな感じで、
ずっと生活されてたってことですかね?
依頼主:
10年前はちょうどここ僕2人で住んでたんですけど、
友達とでその友達がある人突然出てちゃって、
ちょっと色々嫌になって、最初はそれでも片付けたり
自分でご飯も作ったりしてたんですけどだんだん、
何もしたくないわという感じになったのが最初かなと思います。
二見(信):
すいません、本日はよろしくお願いいたします
依頼主:
お願いします
二見(信):
まず経緯なんかちょっと
お伺いさせていただきたいなと思ったんですけど、
片付けるなんかきっかけとか
依頼主:
直接のきっかけはここのアパートのガスの給湯器を交換される
っていうことで中に業者さんが入られるんで
「家にはいりますよ」ということを言われたので、
このままじゃとてもじゃないけどっていうのが直接はきっかけなんですけど。
その前から家に帰ってきても疲れが取れないというか、
これどうしようかなってずっと思いながら、
なんか色々考えてるとだんだんしんどくなるので、
どっかで踏ん切りつけようと思ってるとこに
ちょうどそれを言われたので、ちょうどいい機会かなと思います。
二見(信):
ここ住まれてからって、どれぐらい経ってるんですか
依頼主:
30年ぐらいだと思います。
二見(信):
結構この物が多くなってきたり散らかりだしたのって、
だいたいいつ頃からですかね。
依頼主:
10年くらい前ですかね。
二見(信):
10年ぐらいはだいたいこんな感じでずっと生活されてたってことで。
依頼主:
特にここ5年ぐらいでちょっと1回
転職してそこから一挙に増えては来ましたけど
二見(信):
なんかきっかけとかってあったんですか?片付けれなくなった
依頼主:
10年前はちょうどここ僕2人で住んでたんですけど
友達とでその友達がある日突然でてやっちゃって、
ちょっと色々嫌になって。
最初はそれでも片付けたり自分でご飯も作ったりしてたんですけど
だんだんもう何もしたくないわっていう感じになったのが最初かなと思います。
その後1回転職をして環境がまた変わって
それで余計に何も***ゴミとかは
こまめにしてたつもりなんですけど、
こうなんて言うんですかね。
掘ってまで探せなくなってであーこれがいる
あれがいるって買ってってだんだんまたそれが
どこ行ったかわからないっていうので、こんな状態ですね
二見(信):
探せなくなって、また買い足ししてって
依頼主:
であとはまあなんかこうネットで見てて、
これいいわーとかって調子のて買ったのが運のつきですね
二見(信):
購入されて使ってないものとかも、
そのままのやつが結構見受けられますね
依頼主:
本とかは結構読もうよ思うと思って本屋さんで、
これ読もうかなと思って買ってでも
週に1冊買うぐらいしか読めないので、
それで溜まってきたという感じ
二見(信):
元々動画とかって見てもらってたんですか
依頼主:
そうですねちょろちょろっと見てて、
特に今回掃除しなきゃと思うようになって検索してたら
YouTubeでバーっといろんな業者さんの出てきたんですけど
御社のが一番出て、たくさん出てきて。
これってちょっと言っていいのかわかんないんですけど
女性にあまりみられたくないものっていうか、まぁ
二見(信):
片付けなかってとか
依頼主:
誰に見られても恥ずかしいのかもあるんですけど、
まぁ男性だけで来ていただいた方がっていうのと
まぁあと本社の社長さんの動画とかで最初の頃に
養護施設に勤めてたんですねでそこで、
それの話とかが出てきたりして、
ちょっとそういうことを考えのところだったら、
まぁなんとなくいいかなっていうのもあって、はい
二見(信):
ありがとうございます
二見(信):
なんか今回もう片付けるにあたって
ほとんど処分するっていう形でお伺いしたんですけど、
後でまた説明させていただくんですけど、
基本的に事前にピックアップしてもらったもの以外は
この際処分しようかなっていう感じですかね?
依頼主:
そうですね。
それでやっと人間になれるかな一旦
二見(信):
一旦リセットしてまたもう必要なものだけ買うみたいな
依頼主:
そうですね、年齢も年齢なので、
自分のこう終活もちょっと頭の中にあったりしたので余計に
二見(信):
わかりました。
なのでちょっと一応事前にリストアップしてもらったもの以外は
ちょっと頑張って片付けていきますので、
ちょっとまた一旦出られると思うんで
また帰ってきた頃に物がない状態には、
頑張ってさせていただきます。
よろしくお願いいたします。
依頼主:
なんにもできなくてごめんなさい
二見(信):
ぜんぜんぜんぜん大丈夫です。
二見(信):
すいませんけど、じゃあ今日はよろしくお願いします
二見(信):
ありがとうございます。
二見(信):
おはようございます。
本日もよろしくお願いいたします。
ちょっと早速案内させていただきたいんですけど、
まずここ玄関入ってもらってこんな感じです。
入ってもらって左側になるんですけど、
ここが一応お客様の生活スペースだったみたいで
いるものがこの部屋にちょっとあるんですけど、
この入ってすぐのこの本の山とこと、
この両サイドにある上積みの服とここにあるカバンと
こっちに棚とか家具があるみたいなんですけど
それは置いておくやつ。
ここの整理ダンスも置いとくやつで
そっちの家具とかはいらなくて、
ここら辺を避ける感じですね。
二見(信):
それ以外は空にしちゃう感じで
戻ってもらって、玄関入ってもらって
右手こっちがダイニング、キッチン、リビングになるんですけど。
こっちで言うともう奥にある食器棚を
それ以外はほとんど処分っていう形ですね。
あとはお風呂場とか洗面とかあるんですけど、
ちょっと状態悪いんで後でハウスクリーンも入るんですけど
でさっき言ったピックアップしてもらったものと、
こっちにも一応まだCDケースとか
ダンボール入ってるものがあるっていうことなので
基本的にまだ使えるものとか新品のものとかもあるんですけど
一旦そういうのも全部リセットして心機一転、
再スタートしたいってことなので、
基本的には今後ほとんど処分になると思います。
ちょっと仕分け。
ゴミというよりかそのものが多い。
モノ屋敷に近いかなっていう感じなので、
ちょっとしっかり仕分けして
なんかハンコとかもなくしたということなので
そこら辺、ちょっと貴重品とかも見ながら
片付けていきたいと思いますので、
よろしくお願いします。
二見(信):
ここも全部いらんくてこの下駄箱を残しやねんけど、
ここの引き出しだけ置いとくやつ
ケイシン:
わかりました
二見(信):
中と上は全部いらんやつ
ケイシン:
わかりました
二見(信):
ここだけ残して
二見(信):
ナガちゃんつみこみやるやろ、ピーヤも中はいろうか。
一応今日で言ったら7人あと1人きて8か。
作業時間でいったら5時間ぐらいかかるか。
お願いします。
ケイシン:
お願いします。
二見(信):
すごい顔になってるけど。
ケイシン:
***つけられてるんすよ。
二見(信):
ちょっときつすぎるよ。
こうちょっとぎゅっとひっぱってからやってみ。
ケイシン:
治りましたね。
二見(信):
こわいて。
西尾:
おはようございます。
二見(信):
段ボールこっちもってってもらおうかな。
二見(信):
ここの一角はいるって。
カメラマン:
顎にあるマスクつけへん。
ケイシン:
ちょっともう頭に血のぼってたんで一旦やめました。
二見(信):
それじゃあ最後それがいるやつやわ。
カメラマン:
なんか単純に物量だけで言うたらここ一番多そうな気が。
西尾:
詰まってますね。
ケイシン:
大丈夫ですあれぐらいがやっぱ運びがあるんでこれできる。
カメラマン:
はい。
ケイシン:
結構生活ゴミとかバーってあってもやっていったら
すぐ終わるとことこんな感じで詰まってるところあるんで
多分結構この荷物の上で生活してたら詰まってるんで
掘ればほどほど出てくることは結構ありますね
西尾:
いつも僕らそのちりとりでガサっていくんすけど
紙はいけないんでもう手で掘るしかないっていうか
あっちなんか割といけてるんちゃうガサッとな
西尾:
あっちは二見ブラザーズか
二見ブラザーズがやってる
向こうの部屋の方が進んでるかもしれないけど
大変なのはこっちというのを間違えんとってほしいな
カメラマン:
どうですか?進捗は
二見(信):
今日は意外とあれですね思ってたより圧縮されてないので
スムーズ多分向こうのが大変ゴミの量って
ほぼ高さが変わらんかったと思います
圧縮されてるんでね紙とか服、
本が多いんで重量が向こう多い
カメラマン:
この部屋は最初ちょっと
開けられへんこと見れなかったんですけど
何があったんですか
社長:
いやここは比較的になんか多分
ほんまに使われてなかった物置2段ベッドというか。
ロフトベッドみたいなのがあって本当にこんな感じ
ちょっと軽く積もってるぐらいでここは多分、
普段出入りであんまりされてへんかったんちゃうかな
って思うぐらい全体的にカビってるでしょ。
カビが全部完成してるんであんまり
出入りしてへんかったらちゃうかなと思いますね。
ちょっともうほんとメイン多分こっちのこのラインでやって
未開封の箱とかもいっぱいあるから
物置に使われてたんちゃうかなと思いますね。
ほんまにここは全然そんなに大したことない
カメラマン:
ここはどんなゴミが
ピーヤ:
ここはコンビニの袋とか食べた後のゴミが多いですね
二見(信):
一番ここが玄関と生活スペースになってる
動線部分だとすごいやっぱ圧縮されてる。
こっちはもう出入りほとんどいしてなかったんですよね。
ここだがちょっとだけ圧縮されてるんで
その具合で生活リズムというが動線が想像できますね。
二見(信):
ほんまにいつも思うけどマジで紙一重やなと思います。
昨日までできてたことが急に今日から
できなくなるなかなかやっぱそういうの
想像できないじゃないですか。
ちょっと自分がもしそういうところに
いざ落ち着いたってなったらパニックになるやろうし
理解するまでにも時間かかる。
そうこうしているうちに
自分じゃ手に負えない状況になってしまうっていうのが
多分一番多い、絶対自分でも悔しいじゃないですか。
昨日までできてたことができなくなるのは
やらなならんってわかってるけど体動かないと
二見(信):
ほんまに僕ら依頼してもらって一番多い声は
「もっと早く片付ければ良かった」というのは
一番ほんまに多いご意見ですね。
やってよかったって言ってくれる人もいますし
何でもっと早く言わんかったんやと
もっと早く誰かに相談すればよかったとか。
一人で悩んでる時間って無駄とは言わないですけど、
一人でも考えててもいいこと思いつかないじゃないですか。
どうしようもないんやったら誰かに相談して
打開策こういう意見もあるんやって
聞くのが多分一番大事かなと思いますね。
なんかほんまに一回相談するというのは
すごいそれだけでも一歩前進ですからね。
何かいつもと違う行動するそれだけでも
すごいテンポやし自分を褒めてあげる
これが大事ですね、自己肯定感
カメラマン:
夏に比べたらだいぶ過ごしやすくなった?
二見(信):
僕だけ夏なんかなと思われましたけどね
カメラマン:
ピーヤは汗かいてないからさぼっているように見える?
二見(信):
普通にさぼってますよ
ピーヤ:
ノブさんほどじゃないですけど
二見(信):
俺は全く汗かいてないし
ピーヤ:
めっちゃ光ってますよ
二見(信):
普段こうやってマスクしながら動くのが
当たり前になってるじゃないですか
二見(信):
普段マスクつけただけで汗かいてくるんですよ
人込みとかおるときにぶわーって汗でてきて
熱くないのにマスク付けたら汗かく体になってしまっている
今の時期とかちょっとサバのじゃないですか
会議とかいうこととかたまにあるじゃないですか。
その時僕そのときマスクしてるんですよ。
めっちゃ恥ずかしい。
暑いわけじゃないのに、
ただただ汗かいてるんで何ってなるじゃないですか。
カメラマン:
なんかの病気かなと思って
二見(信):
ほんまに
カメラマン:
ちょっともう紙類しかないですね
カメラマン:
だいぶ無くなったっすね
二見(信):
ほんまですかまだあるよな
まあでも減ったね
カメラマン:
床が見えてきた
カメラマン:
何それ
ピーヤ:
紅茶オレのパックです。
電源が入ってないんで
全部カピカピだったり虫の卵とかふんがすごいです。
どんどん干からびてしまって
カメラマン:
下駄箱は終わり?
二見(信):
こっち下、上がこの中は終わり
二見(信):
冷蔵庫終わった?
ケイシン:
冷蔵庫終わりました
カメラマン:
昔のちゃぶ台みたいな
カメラマン:
この部屋だけ白い
西尾:
白いですかほこりやばいです
マジでやばいですよ
カメラマン:
さすがに付けたマスク
ケイシン:
耳がすごい痛いです
二見(信):
ハウスクリーニングです
ここは長年使ってなかっただけで
ほこりがたまってただけで、あんまよごれてない
掃き掃除で大まかなごみ取って拭き掃除してから
もう一回きれいに洗って仕上げって感じです
ピーヤ:
一旦おこか
ナガちゃん:
つい2日前親知らず抜いたんで
あんまりちょっと空気とか
ダメやと思うんで今日はちょっと外で
わらかしてくるんですよね
カメラマン:
珍しいなと思ってて、運びメインでやってるから
ナガちゃん:
親知らずぬいたんで安静にしてます
暑いです今日
カメラマン:
お大事に
社長:
黒カビってねここまでの黒カビになれば、
カビって酸性の汚れなんですよ。
だから、アルカリ性で落とすんですけど、
黒まで入ると黒のカビになってくると、
普通のアルカリ洗剤じゃ落ちないんですよ。
次亜塩素酸洗剤。
すごいまぁ細かい汚れはいっぱい残ってるから、
今ちょっとあの開発中の洗剤あるじゃないですか。
あれの、あれをほおってちょっと置いてみて
どういう変化が起きていくか、実験しながら。
めっちゃこ綺麗にとれる。
カメラマン:
めっちゃ取れるよ、すごいねこれ
社長:
これすごいでしょ、すごいでしょこれこれ
二見(信):
わざとっぽいあれかもしれんけど、めっちゃすごかったんすよね