10月29日、津田塾大学の公開講座「総合2026」で、片付けの現場についてお話ししました。
きっかけは、イーブイのYouTubeを見てくれた学生さんからの一通のメールでした。僕たちがお客様と一緒に「何を残そうか」と考えている姿が心に残ったと書いてくれていて、そこを見てくれていたことが、僕はうれしかったです。
今年の講座のテーマは「活動家宣言〈We act!〉〜ギャップから始まる、私たちのアクション〜」。
僕の講演のタイトルは「部屋と心は鏡? 〜ゴミ屋敷はだらしない訳ではない〜」です。
ご家族を亡くしたあとも、家族で営んできたお店を守ろうと、家には寝に帰るだけだった方がいました。別の現場では、ゴミを袋にまとめていても、その袋を外に出すことが怖くなった方がいました。
部屋が片付いていないことは、見れば分かります。でも、その方がどんな経験をして、何を失って、それでも何を守ろうとしているのか。そこまでは、お話を聞いて初めて分かることです。
「片付いていない」というのは、部屋の状態です。
「だらしない人だ」というのは、その人への評価です。
僕は、この二つを一緒にしてはいけないと思っています。
「なんでできないんやろう」と思ったときに、「何か事情があるのかもしれない」と、一度立ち止まってみる。
これは片付けだけではなくて、皆さんの友達や家族、身近な人との関わりにも、つながることだと思います。
声をかけてくださった学生スタッフの皆さん、当日お話を聞いてくださった皆さん、ありがとうございました。
