特殊清掃の流れと見積書の注意点を大阪の業者が解説

大阪市東成区で不用品回収、粗大ごみの処分を行っているイーブイです。

特殊清掃はほとんどの場合大変な作業となります。

それは腐乱した遺体に気を遣うことや、異臭・汚物などとも対峙しなければならないからです。

事件性がある場合は警察による検視もありますし、室内のチェックもありますから清掃作業ができるまで時間があくこともあります。

この間に特殊清掃の作業依頼が既にあった場合は消臭作業を行うこともできます。

遺族がおられましたら管理会社・大家さんを含めて打ち合わせを行い、作業内容とその見積もり金額とスケジュールの提示・確認をします。

作業内容については清掃範囲やレベルを事前に確実に決めておき、見積書の最終版に盛り込むことが重要になります。

事件性がないと判断されれば警察から入室を許されるので、消臭作業や染み付いた匂いを脱臭機で除去する作業を行います。

そして体液などが染み込んでしまっている場合は、床や匂いが残ってしまっている壁のクロスなどを撤去し処分。他にも廃棄・交換が必要と判断されるものがありましたら同様に行い、原状回復に向けて作業を行うことになります。

遺品については、遺族の方で処分できない場合、遺族立会いのもと回収・整理を行い、その後大家さんは賃貸できるレベルかどうかを確認し引き渡しとなります。

特殊清掃は遺族・管理会社・清掃会社・遺品整理専門会社、場合によっては警察も出入りし混乱することが予想されますので、大きな流れをつかんで対応する必要があります。